家族設定・家計シミュレーション初期設定
この画面では、家族の情報や、家計シミュレーションに関する設定を行います。
表示方法
メインメニューの一番上にある「家族設定・家計シミュレーション初期設定」の設定ボタンを押してください。
ご家族について
家族構成は、将来の収入や支出を計算したり、家計シミュレーションをする上で、最も基礎となる重要な情報ですので、正確に入力してください。
生年月日の「日」は適当な数値でもOK
生年月日は個人情報ですから、その入力に抵抗がある場合は、生年月日は「年と月」まで正確に入力し、「日」は1〜31までの間で適当な数値を入力しても差し支えありません。
世帯主と配偶者(結婚相手)の登録
配偶者(結婚相手)がいる場合は、その方の情報を入力して下さい。
近い将来に結婚の予定がある場合も、配偶者を入力してください。
以後、結婚相手がいない前提でシミュレーションする場合は、配偶者(結婚相手)は「なし」に設定してください。
夫婦共働きの場合は、夫と妻とでどちらを世帯主にしてもかまいません。
収入が多いほう(将来の家計に強い影響があるほう)を世帯主にしてみてください。
子供の登録
子供がいる場合には、その子供についても入力をします。
すでに生まれている子供のほか、将来子供が生まれる予定があれば、未来の生年月日でその子供も入力してください。
子供の有無により、教育費の金額と、生活費の金額に変化が出ます。
子供の順序は入れ替えないでください。子供に対して設定される教育費の情報なども入れ替わってしまうためです。
「なし」を選択すると、子供の情報を入力していても、その子供が生まれないものとして家計シミュレーションを行います。一時的に子のあり/なしを切り替えてシミュレーションしたい場合にご活用ください。
他の同一生計ご家族の登録
世帯主、配偶者、子以外のご家族も、登録することができます。
その場合は、次の操作を行ってください。
- この画面右上の「画面設定」ボタンを押す
- 「その他ご家族の入力」という項目で、「表示する」を選択する
この設定により、以下のような「その他の家族」の入力欄が表示されます。
ここで、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹など、同一生計の方を登録できます。
保険シミュレーションでの、応用的使い方
保険の被保険者や契約者を、ここで入力する「その他ご家族」に設定して、家計分析とシミュレーションも行えます。
たとえば、次のようなケースでも当ライフプランシミュレーションソフトで保険の保険料と保障額を正確に計算できます。
- 世帯主(または配偶者)が契約者で保険料負担があるが、被保険者がその母親であるために契約者自身に保障が得られない場合
- 逆に、その他ご家族が契約者のため、世帯主(または配偶者)に保険料負担はないが、世帯主(または配偶者)を被保険者としているために、保障が得られている場合
家族を削除したい場合
すでに入力したご家族を削除したい場合は、続柄で「無し」を選択してください。
ご注意事項
ご家族の生年月日を変更した場合は、他の画面での設定内容をすべて見直してください。他の画面で設定した年齢や西暦と整合性が取れなくなり、家計分析レポートの計算結果が不正確となる場合があります。
お住まいの都道府県
この設定により、お住まいの都道府県の統計データ(収入や支出の参考金額)を自動的に参照し、家計プランに設定できるようになります。
後期高齢者医療制度の保険料も、この都道府県の料率を自動的に使用しています。
家計シミュレーションの開始時期
ここで設定した年月以降において、収入と支出を自動計算し、家計シミュレーションを行います。
今より過去の年月も、未来の年月も、1か月単位で指定できます。
レポートのキャッシュフロー表の開始年は、ここで指定した年となります。
家計シミュレーション結果の初年度の金額について
家計分析レポートにおいて、初年度の収入や支出の金額は、月割りで計算された金額となります。
例えば初年度の年収を600万円と設定した場合で、家計シミュレーション開始時期を4月に設定すると、初年度の年収の金額は、
600万円×9/12=450万円
となります。年収のグラフ画面でも、下記のように表示されます。
同様に、家計シミュレーション開始時期を1月に設定すると、初年度の600万円の年収がそのままグラフにも表示されます。
【ご注意】家計シミュレーション開始時期の変更について
家計シミュレーションの開始時期は、将来の家計を計算するうえで基準となる重要な設定項目です。
家計シミュレーション開始時期を変更した場合は、このソフトに入力した全ての入力項目を、改めてご確認下さい。
特に、西暦、年齢、金額の設定内容は、シミュレーション開始時期の変更により、連動して変更が必要となる場合があります。(年月の前後関係が矛盾し、修正が必要となる場合があります)
家計シミュレーション開始時期を変更すると、シミュレーション結果に大幅な変更が生じる場合があります。
現預金
現金、預貯金残高の合計を入力して下さい。
なお、株、投資信託、FXなどの投資資金は(積立投資含む)、専用の資産運用を入力の画面から入力して下さい。
家計シミュレーションの終了時期
家計シミュレーションをいつまで行うのか、キャッシュフロー表を何年先まで作るのか、の設定をここで行えます。
老後のシミュレーションまで行いたい場合は、平均寿命+10歳、程度まで行うとよいでしょう。
一方、今後30年先までの結果だけほしい、という場合には「30年間」を設定してください。
なお、長期のシミュレーションにするほど、作成されるレポートのページ数も増える傾向があります。
家計プラン名
プランの名前を設定しておくことで、トップページからこの家計プランを探しやすくなります。
個人ユーザーでご利用の方
例えば、次のような文字を設定すると便利です
- 「住宅購入前の今のプラン」「住宅購入後のプラン」など
- 「子供が一人の場合」「子供を二人にした場合」など
- 「今より節約した場合」「老後の生活費が増えると仮定した場合」など
- 「●年●月●日に作成」など
FPユーザーでご利用の方
複数の相談顧客を管理する場合は、相談日や顧客番号を入力することで、あとから相談顧客のデータを探しやすくなります。
例えば、同一の相談顧客に対して複数の家計プランを用意する場合には、次のようなコメントの入力方法も参考にしてください。
- 「顧客番号●番 住宅購入前の今のプラン」「顧客番号●番 住宅購入後のプラン」など
- 「顧客番号●番 子供が一人の場合」「顧客番号●番 老後の生活費が増えると仮定した場合」など
- 「現状ライフプランシミュレーション」「課題対策後のシミュレーション結果」など
- 「●年●月●日 セミナー用プラン」など
個人情報保護の観点から、顧客氏名ではなく顧客番号や相談日などを入力するほうが望ましいです。
氏名をレポートに出力したい場合(FPユーザー向け)
当ライフプランシミュレーションソフトの画面には、ご家族の氏名入力欄がありません。これは、個人情報保護の理由から、入力できないようにしているためです。
そのため、このままだと、最後に作成する家計分析レポートにも、氏名を出力できません。
一方で、FPユーザーの中には、相談顧客の氏名入りのレポートを作成したいと考えている方もいます。
そこで、Excel形式でダウンロードできる家計分析レポートに、相談顧客の名前を簡単にセットしてレポートに表示させられる仕組みも用意しています。
詳しくはレポートへの氏名反映方法のページで解説しています。
画面設定の解説
その他ご家族の入力
通常は「表示しない」で差し支えありません。
世帯主・配偶者・子供以外の家族を登録する必要がある場合に、「表示する」を選んでください。
(たとえば「父親」「子の妻」などを登録したい場合、など)
※頻繁なバージョンアップにより、本ページの記述・画面イメージの一部が古くなっている場合があります。お気づきの点・ご不明点がございましたら、お問い合わせのページよりお知らせください。
家計分析レポートサンプルのダウンロードはこちらから
Zoom参加OK・録画配信あり