退職金・企業年金の入力
退職金の予定があれば、それも入力することができます。
退職金の一時金での受取と、分割受取の両方に対応しています。
一時金で受け取る場合の設定
受取時の年齢と、退職金の金額を登録します。
「詳細設定」を押すと、勤続年数(退職所得控除に関係する)や、天引きされる税金について、詳しく設定できます。
退職金にかかる税額を細かく調整したい場合にご活用ください。
一時金で受け取る退職金は、計算上、退職所得として取り扱っています。
分割(年金形式)で受け取る場合の設定
受け取れる年齢と、金額を設定します。
終身受取にチェックを入れると、生きている限り生涯にわたって受け取れることをシミュレーションできます。
月に1回受け取るのか、年に1回受け取るのかも選択でき、1回あたりの受取金額を入力してください。
分割で受け取る退職金は、当ソフト内では老後に受け取る年金の一種とみなしており、その金額は家計分析レポートの老後の年金収入のページで表示しています。
家計分析レポートでは、老後年金に関する個所にその金額が記載されています。
また、計算上は公的年金等雑所得として取り扱っています。
一時金と分割(年金形式)とを併用して受け取る場合の設定
一時金で受け取る退職金は「一時金で受け取るもの」のところに入力をしてください。
分割(年金形式)で受け取る退職金は、「分割(年金形式)で受け取るもの」のところに入力をしてください。
このように、一時金と分割受取の組み合わせであるという発想のもとで、その両方をご入力ください。
退職金の見積もり機能
登録された働き方・年収から、全国の会社員の退職金データと照らし合わて、退職金の予測金額を見積もります。
退職金の金額が分からず、おおよその目安を把握したい場合にご利用ください。
退職金見積計算の前提について
日本全国の会社員の退職金調査データをもとに、統計学的な計算手法に基づいて、平均的と思われる退職金の金額を推定計算します。
この計算には、下記の統計資料を使用しています。
- 厚生労働省 平成27年賃金事情等総合調査
- 総務省 平成27年地方公務員給与実態調査結果
この統計資料によると、退職時の年収が高いほど、また勤続年数が長いほど退職金が多くなる傾向が出ています。
当ソフトではこの傾向も再現されており、退職時の年収が高いほど、また勤続年数が長いほど退職金も多く計算されるようになっています。
この見積もり計算は、あくまでも全国の会社員の平均的な数値に照らし合わせて推定計算をしたものであり、実際に将来受取る退職金の金額を約束するものではありません。この点はあらかじめご了承ください。
計算結果の金額は、支給金額(額面金額)です。つまり税金などが天引きされる前の金額です。
入力対象となる退職金の種類
この画面では、従業員が退職金の原資を直接支出しない、一般的な会社の退職金を入力してください。
確定拠出年金による退職金の場合は、確定拠出年金の設定画面から入力してください。
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