当ソフトでの所得税や住民税など税額計算について
ご注意とお断り
当ライフプランシミュレーションソフトで行っている税金の計算は、実際に用いられている計算式に可能な限り沿って行っています。
ただし、あくまでもシミュレーションという位置づけであり、現実の支払額との間に誤差は生じる可能性があります。
正確さを担保・保証するものではない点につきまして、あらかじめご了承ください。
所得税・住民税に共通すること
税額計算の方針
所得税や住民税の額は、当ライフプランシミュレーションソフト内で入力された働き方に基づき、給与所得額・事業所得額を区別したうえで税計算を行います。さらに、年金収入がある場合は、年金の非課税額も考慮して、税金額を計算しています。
税額計算に当たり、 給与所得額、事業所得額、公的年金雑所得額、扶養控除等を考慮し、実際の確定申告と同等の計算に基づいています。
所得の発生と同年に支払うものとしている
本来の所得税・住民税は、前年の所得に基づいて計算をし、所得発生の翌年に確定申告を行い、支払いをします。
しかし当ソフトでは、所得の発生年と、住民税の支出の年を、同一の年としています。
これは、ライフプランシミュレーションソフトの仕組み上の理由によるものですが、税額を当年12月31日に前払いで支払ったシミュレーション結果であるとご理解いただけますと幸いです。
住宅ローン控除の計算
住宅ローン控除の控除額の計算方式について のページで詳しく解説しています。
複数の退職所得がある場合の退職所得控除計算
- 確定拠出年金の受け取り前19年間に、他の退職所得がある場合
- それ以外の退職所得の受け取り前4年間に、他の退職所得がある場合
上記2つの場合には、退職所得控除の調整が行われます。これは税制で定められているものですが、詳細は下記のサイトを参考にして下さい。
- https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2732.htm
- https://www.smtb.jp/business/pension/pamail/e-news/FAQ/B/FQDY02010S.pdf
- https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2735.htm
当ライフプランシミュレーションソフトでは、上記調整にある程度沿うように対応していますが、所得控除計算を完全に再現してはいません。例えば以下の場合は、正しく計算できない場合があります。
- 「退職金・企業年金を入力」画面で、退職金を「税金を天引きされた後の額」として入力した場合
- 所得税と住民税がかからない退職所得を、先に受け取っている場合
- 働いて得る退職金に、退職所得控除の算定対象外の期間が含まれる場合
- 確定拠出年金において、掛金を拠出しない運用指図期間が含まれる場合
- 臨時収入の画面で、退職所得にあたる収入を入力した場合
※頻繁なバージョンアップにより、本ページの記述・画面イメージの一部が古くなっている場合があります。お気づきの点・ご不明点がございましたら、お問い合わせのページよりお知らせください。
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