日常生活費の入力
日常生活費とは、保険料、住まいに関する支出、教育費、さらに定期支出や臨時支出を除いた、毎月定常的にかかる生活費のことです。
主に食費、水道光熱費、通信費、娯楽費、医療費、被服費などの日常生活でかかる費用の合計額のことです。
日常生活費の設定
将来、日常生活費の変化が見込まれる場合は、最大で5段階まで金額を設定できます。
例えば、次のような出来事がある場合に、日常生活費が変化すると考えられます。
- 働き終えて、リタイア生活を送り始めるとき
- 子供が全員独立し、夫婦だけの生計となる場合
- 年を取って、医療費が増え始めると想定されるとき
- 移住など生活環境が大きく変わる場合
こういった予定がある場合には、日常生活費を複数設定すると、より精度の高いシミュレーションができます。
参考データ
オレンジ色背景の「参考データ:生活環境が変わる時の、世帯主の年齢」のところに、働き終える年齢や、子供が最終学歴を卒業する時の年齢が参考として表示されます。
なお、該当する年齢がない場合には、ここには何も表示されません。
家族構成の変化による日常生活費の調整
全ての子供が最終学歴を卒業して独立生計を営み、夫婦のみの家族となった場合の、日常生活費の変化について設定します。
「高度な設定」のタブを押すと、設定を変更することができます。
一般的には、子供がいなくなった分だけ日常生活費は減少すると考えて、70%〜80%程度を設定するとよいでしょう。
初期設定値としては、上記の通り80%が設定されています。
キャッシュフロー表への反映
ここで設定した通り、キャッシュフロー表の日常生活費の欄に反映されます。
下記例は、子供の養育後に日常生活費が70%になると設定した場合です。子供が全員学校を卒業する年が2034年のケースなので、2035年からはそれまでの70%の金額が表示されています。
なお、「将来の日常生活費」の入力欄で、子供が独立した場合の金額を直接設定している場合には、この日常生活費の調整は「なし」に設定してください。
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